本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

「当直なし」の絞り込みは21社中16社。「当直」を選べるのは11社で、健診は同じ会社でも定期とスポットで数が違う

この記事は、台帳に載せている24社の公式サイトを2026年8月20日と8月21日に読んで分かったことだけで書いています。テーマは当直健診、つまり非常勤・スポットの中でもとくに探し方が違う2つの勤務です。

先に、この記事が書かないことを3つ挙げます。当直の時給相場は書きません。相場や平均額を公式サイトに書いている社は見当たらず、こちらで計算して出せる数字でもないからです。口コミと体験談は書きません。うちは1件も持っていません。順位も付けません

すでにこのサイトには関連する記事が5本あります。非常勤・定期非常勤の勤務区分(5〜12個まで開く表)は定期非常勤の記事に、スポットの宿日直許可4社の表はスポットの記事に、健診・産業医16社が重なる12社の表は産業医の記事にすでにあります。この記事では同じ表を作り直さず、必要なところはリンクで送ります。代わりに、当直と健診という2つの勤務に絞って、既存の記事が数えていなかった項目だけを数えました。社数を出すときは、台帳のどの欄で判定したか分母が何社かを毎回本文に書きます。

「当直なし」を絞り込みに持つのは21社中16社。「当直」を選べるのは11社で、両方を持つのは8社

24社のうち3社(エムステージの産業医求職支援サービスさんぎょうい株式会社医師のセカンドキャリア)は求人検索そのものを持ちません。この3社を「当直に対応していない」には数えません。以下は求人検索を持つ21社が対象です。判定に使ったのは kensaku です。

当直を検索で扱う設計には、実は逆向きの2種類があります。ひとつは「当直なし」を絞り込みの選択肢として置き、当直を避けたい人に応える設計。もうひとつは「当直」を勤務体系・勤務時間帯・業務内容の一つとして選べるようにし、当直を担当したい人に応える設計です。

両方を同じサイトの中に持つのは8社(ドクターキャスト、Dr.アルなび、医師キャリ、医師転職ドットコム、日本医師会ドクターバンク、m3.com CAREER、MRT、マイナビDOCTOR)です。この8社では、同じ「当直」という言葉が、常勤側では避ける対象、非常勤・スポット側では選ぶ対象として、別々の欄に置かれています

残る21社のうち、美容医局とJMC 医師転職支援サービスの2社は、どちら向きの絞り込みも持ちません。美容医局はこだわり条件そのものが無く、JMCはチェックボックス式の検索フォーム自体が無い作りだからです。

「当直」を選べる側だけを持つ3社は、いずれも非常勤専門サイト

「当直なし」を持たず、「当直」を選べる側だけを持つのは3社――Doctor's Life Careere-hijyokin医師バイトドットコムです。3社に共通するのは、常勤の求人検索そのものを持たないという点です。

  • Doctor's Life Careerの求人検索は「勤務日」が常勤・非常勤の2グループに分かれ、非常勤側の「勤務時間帯」に当直/日直/日当直がありますが、避ける側の絞り込みは無い
  • e-hijyokinは非常勤だけを扱うサイトで、常勤は同社の別サイトe-doctor側にあります
  • 医師バイトドットコムも非常勤専門で、常勤は同社の別サイト医師転職ドットコム側にあります

当直なし」は、避けたい常勤の受け皿があって初めて意味を持つ絞り込みです。常勤の検索を持たない3社では、そもそも「避ける」設計を置く場所が無い、ということになります。

健診には独立した検索や特集を持つ社があるが、当直だけの独立した入り口は見当たらない

e-hijyokinは、非常勤の中を「定期勤務」「SPOT勤務」「健診SPOT」の3つに分け、健診だけを日付から探せる独立した検索(/kenshin_search.php)を持っています。この点は産業医の記事にすでに書きました。

同じe-hijyokinの shisetsu 欄には、トップページの求人特集として訪問診療特集/美容特集/健診SPOT/【問診】【聴診】のみ/当直・日当直求人情報/待機の多い求人特集が並んでいる、という記載もあります。「健診SPOT」と「当直・日当直求人情報」は同じ特集の並びに出てきますが、意味は違います。健診SPOTは独立した検索ページで、絞り込み条件(勤務日のカレンダー選択)を自分で持っています。一方の当直・日当直求人情報は、台帳で確認できた範囲では特集ページとして案内されているだけで、独立した絞り込み画面を持つとは書かれていません。

求人特集に健診を置く社は、確認できた範囲でMRT(人気の求人特集「健診・人間ドック」)とe-hijyokin2社でした。当直を求人特集に置く社はe-hijyokin1社だけです。判定に使ったのは kensaku shisetsu です。独立した検索であれ特集であれ、健診の方が当直より目立つ入り口を用意されやすい、というのがここまでの事実です。

マイナビDOCTORのスポットは、「健診」と「当直」を同じこだわり条件の並びに持つ

マイナビDOCTORのスポット求人検索には、勤務曜日・勤務体系(当直を含む12区分)とは別に、こだわり条件として「1日10万円以上」「健診」「当直」「コロナワクチン接種」などが並んでいます(spot 欄)。

ここでの「健診」と「当直」は、勤務体系の中の1項目としてではなく、独立したタグとして横並びになっている点が、この台帳で確認できた24社の中でも珍しい作りです。同じマイナビDOCTORの shisetsu 欄には、業務内容46項目の中に「一般健診・人間ドック」「巡回健診」「検診」という別の3項目も存在し、健診という言葉が、同じ会社の中で少なくとも2つの欄(業務内容の詳細項目と、スポットのこだわり条件タグ)に別々の形で出てくることになります。

健診業務と巡回健診は、同じ会社の中でも定期とスポットで数が違う

株式会社メディウェルが運営する医師バイトドットコム医師転職ドットコムは、科目53区分・施設5区分が完全に一致する姉妹サイトです(診療科の記事にすでに書きました)。この2社の「仕事内容」の欄(shisetsu)を見ると、健診の割り方が定期とスポットで違うことが分かります。

  • 定期の仕事内容20項目には「健診業務」と「巡回健診」が別々の値として2つあります
  • スポットの仕事内容12項目には「健診業務」だけがあり、「巡回健診」はありません

巡回健診(施設に出向いて行う健診)を求人検索の値として持つのは、定期側だけということになります。同じ会社が同じ「健診」という仕事を、雇用形態によって粒度を変えて切っている一例です。

日本医師会ドクターバンクは、スポット固有の業務内容だけ健診を4つに割る

日本医師会ドクターバンクは逆方向の切り方です。常勤・非常勤で共通の「業務内容を選ぶ」(shisetsu)には「健診・人間ドック」が1項目だけあります。ところがスポットの求人検索(spot)には、巡回健診・学校健診・乳幼児健診・企業健診という、対象別に割れた4つの値が「スポット固有の項目」として追加されています。

医師バイトドットコムでは定期側の方が健診を細かく割り(2項目)スポット側が粗い(1項目)のに対し、日本医師会ドクターバンクでは逆にスポット側の方が細かく割れています(共通1項目に対しスポット固有4項目)。「スポットの方が健診を細かく割る」という一律の法則は無く、会社ごとに逆方向の設計があるというのがこの2社を並べて分かることです。

MRTは健診を院内・巡回で2つに、ドクタービジョンは3つに割る

健診関連の値がいくつの項目に分かれているかを、業務内容・仕事内容の欄(shisetsu)でさらに並べます。判定に使ったのは各社の該当欄で、健診・検診の語を含む値の数をそのまま数えました。

サービス 欄の名前と項目数 健診関連の値
MRT 業務内容29区分 健診(院内)/健診(巡回)/内視鏡検査(健診)/特殊健診 の4つ
ドクタービジョン 仕事内容31項目 健診・人間ドック/婦人科検診/その他検診 の3つ
マイナビDOCTOR 仕事内容46項目 一般健診・人間ドック/巡回健診/検診 の3つ
医師ジョブ 業務内容 健診/検診 の2つ
ジョブメドレーエージェント 医師 業務内容8項目 人間ドック健診業務あり/検診 の2つ
民間医局 勤務内容14項目 健診 の1つ
DtoDコンシェルジュ 勤務内容 健診 の1つ
e-doctor 業務内容8項目 健診・検診 の1つ(結合表記)

MRTがいちばん細かく、4つに割れています。「健診(院内)」と「健診(巡回)」を場所で分け、さらに「内視鏡検査(健診)」「特殊健診」という検査の種類・対象で分けた値も別に持っています。ドクタービジョンとマイナビDOCTORは3つですが、割り方の軸が違います。ドクタービジョンは「婦人科検診」という対象で割り、マイナビDOCTORは「巡回健診」という場所で割ったうえで、単独の「検診」も別に残しています。e-doctorのように「健診・検診」を1つの値にまとめている社もあります。同じ「健診」でも、割る軸(場所・対象・検査の種類)も、割る数も、社によってばらばらです。

なお医師キャリは、業務内容に「健診・人間ドック」がある一方、別のこだわり条件に「検診」「特殊健診」、さらに施設形態12区分にも「健診」があり、健診という言葉が1社の中で3つの別々の欄に分散しています。欄が違えば、この記事の集計方法(1つの欄の中で数える)には出てきません。

宿日直許可はすでに他の記事に4社ぶんまとめてあるので、ここでは表を作らない

当直の勤務中の扱いを左右する宿日直許可(労働基準監督署の許可)について、絞り込みで確認できる社は定期非常勤の記事スポットの記事にすでに4社ぶんまとめてあります。e-doctorが「許可あり」ではなく「申請済」と表記している点も含めて、この記事では同じ表を作り直しません。

制度そのものの説明(根拠となる条文名や通知名)は、24社の公式サイトのどこにも引用の形で書かれていませんでした。うろ覚えで条文名を書くことはしません。公式サイトが「宿日直許可」という言葉をどう使っているかを、そのまま引用するにとどめます。

この記事で書かなかったもの

当直の時給・日当の相場は書いていません。公式サイトに相場や平均額を掲載している社は見当たらず、個別の求人票の金額を平均しても、それは各社の掲載方針を平均しただけの数字になるからです。

健診バイトの単価も同じ理由で書いていません。

宿日直許可の制度説明(根拠条文・通知の解説)は書いていません。公式サイトの表記をそのまま引用する以上のことをすると、うろ覚えの説明になってしまうからです。

どの社が当直・健診に強いかも書いていません。順位を付けるには比べる軸を1本に決める必要があり、その1本を決めるのは読む人の事情だからです。

口コミと評判は書いていません。うちは1件も持っていないからです。

書いたのは、公式サイトに書いてあったことと、それを24社ぶん数えた結果だけです。各社の全項目は台帳の各サービスのページにそのまま置いてあります。確認日は17社が2026年8月20日、7社が2026年8月21日です。

この記事で使った判定欄は、絞り込み条件の社数が kensaku、業務内容・仕事内容の内訳が shisetsu、スポット固有の条件が spot です。求人検索そのものを持たない3社(エムステージの産業医求職支援サービスさんぎょうい株式会社医師のセカンドキャリア)は、当直・健診どちらの絞り込みも判定できないため、「対応していない」には数えていません

当直・健診と関わりの深い記事はこちらです。非常勤・定期非常勤の勤務区分(5〜12個の表)は定期非常勤の記事、スポットの起点や宿日直許可4社の表はスポットの記事、健診16社と産業医16社が重なる12社の表は産業医の記事、科目としての健診・検診の割れ方は診療科の記事、常勤も含めた24社全体の作りは医師の転職サイト24社の記録に書いています。