医師の転職サイト、どれを使えばいいか
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24社を公式サイトの表記のまま読むと、雇用形態は3層に割れ、求人数は1社の中で食い違う
この記事の答え
医師の転職サイト24社の公式サイトを2026年8月20日と21日に読み、雇用形態の区分・求人数・手数料の率と実額・医師免許の確認方法を表記のまま記録しました。求人数は同じサイトの中でも、出す場所によって食い違うことがあります。順位は付けていません。
- 向いている人
- どれを使うかを、公式サイトに書いてある事実だけで絞り込みたい人
- 向いていない人
- 「この1社がおすすめ」という結論を求めている人。この記事は順位を付けていません
- 代わりに見る場所
- 使う社をもう決めているなら、その1社が何を聞いてくるかは台帳の各社ページのほうが速く分かります
とくに求人数は、同じサービスの中でも、出す場所によって数字が違うことがあります。理由は本文で書きます。
24のサービスを動かしているのは20の運営者。株式会社エムステージだけで3サイトある
台帳は24サービスですが、運営会社(株式会社でない運営法人を含む)で束ねると20になります。複数のサイトを持っているのは3社です。
- 株式会社エムステージが3サイト。常勤のDr.転職なび、アルバイト専門のDr.アルなび、産業医のエムステージの産業医求職支援サービス
- 株式会社メディウェルが2サイト。常勤の医師転職ドットコムと非常勤専門の医師バイトドットコム。電話番号は両サイトとも0120-141-740で、受付時間も9時〜18時(土日祝日除く)で同じです
- 株式会社リンクスタッフが2サイト。常勤のe-doctorと非常勤専門のe-hijyokin。こちらも東京本社0120-148-051、大阪本社0120-148-892、福岡支社0120-148-760、名古屋支社0120-148-153が両サイトで共通です
残る17は1サイトずつです。運営会社の名前が想像と違う社もあります。ドクタービジョンは日本調剤グループですが、運営は日本調剤株式会社ではなく子会社の株式会社メディカルリソースです。ジョブメドレーエージェント 医師は旧リクルートドクターズキャリアで、運営会社の株式会社RMキャリアは設立2026年4月1日。これは新設分割で作られた会社の設立日であって事業の開始年ではなく、同じサイトの中に「医師人材紹介40年」「30有余年の実績」「1979年からの確かな実績」の3通りの表記が並んでいます。
運営者が株式会社でないサービスが3つある。1社は「医療施設から利用料をいただく」と自分で書いている
24のうち3つは、運営者が株式会社ではありません。この3つは収益の出どころを公式サイトが自分で書いています。無料になる範囲や医療機関側の負担の書き方は社ごとに違い、株式会社でも手数料の率まで公開している社があります。「求職者は無料」とだけ書くのに対して、誰が払うのかまで書いてある、という違いです。
- 日本医師会ドクターバンク — 運営は公益社団法人日本医師会。よくある質問「手数料などはかかりますか?」の答えは「当事業は、厚生労働省の指定事業のため、情報登録から紹介・成立まで、求人施設、求職者共にすべて無料で利用できます」。トップページにも「医師のみなさまはもちろん、就業先にも金銭的負担をかけません」「求人登録から成立、医師へのオファー、成功報酬もすべて無料」と出ています。「厚生労働省の指定を受けた職業紹介事業です」と書いており、有料職業紹介事業の許可番号にあたる表示は公式サイトに見当たりませんでした
- 医師のセカンドキャリア — 企画統括・運営は認定NPO全世代、有料人材紹介事業を実施するのは一般社団法人 国際事業総合研究所(許可番号13-ユ-311539)。ユーザー利用規定第1条に「就業される医師から利用料をいただくことはございません。ご就業決定後、医療施設から利用料をいただく仕組みです。」と明記されています。日本医師会ドクターバンクと違い、医師は無料だが医療施設からは取る、と書き分けています。世話人(連絡協議会メンバー)として日本医師会・日本病院会・全日本病院協会・全国自治体病院協議会・認定NPO全世代の5者が並び、各代表が実名でメッセージを出しています
- Doctor's Life Career — 運営は一般社団法人 国際事業総合研究所(設立2012年4月)。登録ページの利用規約前文に「当法人は、職業安定法に基づき厚生労働大臣から許可を得て人材紹介事業を行う事業者です。就業される医師から利用料をいただくことはございません。」とあります。ただし許可番号そのものはこのサイトに出ていません
この3つを並べると、運営者が非営利であることと、医療施設側も無料であることは別だとわかります。無料なのが両側なのは日本医師会ドクターバンクだけで、医師のセカンドキャリアは医療施設から利用料を取ると自分で書いています。
後の2つには運営上のつながりもあります。医師のセカンドキャリアの有料人材紹介事業を実施するのは、Doctor's Life Careerを運営する法人と同じ「一般社団法人 国際事業総合研究所」です。事業本部の住所(東京都新宿区新宿2-15-2 岩本和裁ビル7階)も、電話番号(03-6675-9919)も一致します。医師のセカンドキャリア側の「セカンドキャリア求人を探す」ボタンの遷移先も、Doctor's Life CareerのサイトそのものでURLは https://doctors-lc.jp/ です。台帳では別々のサービスとして数えていますが、求人検索の実体は片方にしかありません。
常勤・非常勤・スポットの3つとも求人検索で選べるのは8/24社33%
医師の求人は「常勤」「定期非常勤」「スポット(1日単位)」の3層に分かれます。この3層の切り方が各社でバラバラでした。
求人検索で選べる雇用形態で数えると、こうなります。
- 常勤を選べるのは18社(一覧)
- 非常勤を選べるのは19社(一覧)
- スポットを選べるのは11社(一覧)
- 3つとも選べるのは8社。DtoDコンシェルジュ、e-doctor、医師キャリ、日本医師会ドクターバンク、m3.com CAREER、民間医局、MRT、マイナビDOCTOR
数え方は「求人検索で選べるか」に統一しました。登録フォームの選択肢は数えていません。この2つは同じサイトの中でずれるからです。
求人検索で選べる区分と、登録フォームで選べる区分がずれる社がある
美容医局の求人検索の勤務形態は常勤と非常勤の2つですが、登録フォームの「希望雇用形態」には常勤・非常勤・スポットの3つがあります。同じフォームの美容クリニック勤務経験の欄には「※スポット勤務の場合は「無し」を選択してください」という注記まであります。公開求人としてスポットを出していないだけなのか、スポットの紹介自体を行っていないのかは、公式サイトの記述からは判断できません。
医師転職ドットコムも同じ形です。求人検索のタブは常勤と非常勤の2つですが、会員登録フォームの雇用形態は常勤・定期非常勤・スポットの3つで、マイページのサービスも「転職支援サービス」「非常勤求人紹介サービス」「スポット求人紹介サービス」の3本立てです。1日単位のスポットは姉妹サイトの医師バイトドットコム側にあります。
ジョブメドレーエージェント 医師は求人検索が常勤と定期非常勤の2タブで、登録フォームの希望勤務形態は常勤・非常勤・スポットの3つ。非常勤を選ぶと「非常勤の希望勤務日数」を週2回以上/週1回(終日)/週1回(半日)/隔週1回以下/その他(当直・日当直など)/未定から選ばされます。
同じずれは科目の側にもあります。登録フォームが聞く科目が「今の専門」なのか「これから行きたい科」なのかは社によって違い、両方を別々に聞く社は2/21社10%しかありません。数え方と分母は医師の転科24社の記録に分けて書きました。
Dr.転職なびは非常勤を別サイトに分離した。タブを押すと別ドメインへ移る
Dr.転職なびのサイト上部には「常勤求人」「定期アルバイト」「スポットアルバイト」の3タブが並んでいます。しかし定期とスポットのタブを押すと、別サイトのDr.アルなびへ移動します。Dr.転職なび本体の求人検索は常勤だけです。
台帳ではDr.転職なびの雇用形態を常勤だけとして数えました。「タブがある=選べる」と数えれば3つになるので、常勤18社という数字は、ここの線の引き方ひとつで変わります。この線を引いたことは各社のページの備考欄にも書いてあります。
逆にDr.アルなび側の会員登録フォームには「勤務の種類」としてスポット・定期非常勤・常勤の3つがあり、常勤を選ぶとDr.転職なびへ振り分けられます。1回の登録で3つとも希望を出せる設計になっています。
e-doctorは「健診」を第4の勤務形態にし、e-hijyokinは非常勤を3つに割った
e-doctorの求人検索は6タブです。常勤/定期非常勤/アルバイト/スポット/健診/事業継承。会員登録フォームの希望勤務形態は常勤/定期非常勤/スポット/健診の4つで、「健診」が常勤や非常勤と同じ列に置かれています。事業継承のタブは2026年8月20日時点で47都道府県すべてが0件でした。
同じ株式会社リンクスタッフのe-hijyokinは、非常勤の中をさらに3つに割っています。定期勤務3,825件、SPOT勤務2,725件、健診SPOT2,076件。3つとも検索ページが別々に用意されており、SPOT勤務と健診SPOTはカレンダーで日付を指定し、定期勤務は曜日を指定します。3つを足すと8,626件になりますが、サイト全体の合計を示す表示はありません。8,626という数字はこちらで足したものです。
健診を独立した勤務形態として持つのは、この2社だけでした。健診・人間ドックの求人を求人検索の科目か施設区分で扱っているサービスは16社あります。
ドクタービジョンは「スポット」という語を使わない。ドクターコネクトは「正式には非常勤です」と書いた
ドクタービジョンの求人検索は「常勤求人検索」「非常勤求人検索」の2本立てで、登録フォームの希望勤務形態も常勤・非常勤の2択です。「スポット」という区分をサイト上で使っていません。1日単位の求人の検索タブや特集は、2026年8月20日に確認した範囲では見当たりませんでした。非常勤の検索では「曜日・勤務体系」で絞り込みます。
ドクターコネクトは、なぜスポットの区分を持たないのかを明文で説明している数少ないサイトです。よくある質問の回答は「一般的にスポットやアルバイトと呼ばれる就業形態は、正式には非常勤です。ドクターコネクトでは、非常勤の項目にアルバイトやスポットの求人を掲載しています」。言葉の定義を書いたうえで、日付から探す仕組みを持たないという作りになっています。実際の非常勤求人は「《木・土アルバイト医師募集》【広島/時給 1万円】」のように曜日と週の日数で書かれています。
スポットを日付から探せるのは8社。定期は曜日と週の周期から探す
スポットの検索がカレンダー(日付)起点だと公式表記で確認できたのは、次の8社です。
- Dr.アルなび — 「カレンダーから探す」で年・月・日付を指定。日をまたぐ日当直は「2026.09.23 (水) 09:00~2026.09.24 (木) 07:30」と表示され、「開始時間:調整不可」「終了時間:調整不可」の注記が付く求人があります
- e-hijyokin — 「勤務日 カレンダーから日にちを指定(複数選択可)」が起点
- 医師バイトドットコム — 「勤務日を選ぶ」のカレンダーで、確認日時点で2026年8月から2027年3月までの8か月分の日付を選べます
- m3.com CAREER — スポットタブの絞り込みに「勤務日(カレンダーから日付を指定)」があります
- マイナビDOCTOR — スポットの検索は勤務日をカレンダーから日付指定
- DtoDコンシェルジュ — スポット検索(/job/spot/)がカレンダーの日付ピッカーと曜日のチェックボックスを持ちます。並び順に「勤務日順」があり、常勤検索の並び順(標準/更新順/給与順)とは別の並びになっています
- 医師キャリ — スポット検索(/offers?employment=spot)のチェックボックスが確認日の2026-08-21から1日ずつ並びます。救急指定(1次/2次/3次/指定無し)でもスポットを絞れます
- 日本医師会ドクターバンク — スポット検索(/spot)に2026年8月から2027年9月までの14か月ぶんの月カレンダーが並びます。台帳で確認した中でいちばん先まで日付を選べるのがこの社でした
MRTのスポット検索は「勤務日」と「給与総額」で絞り込む形で、求人カードは「勤務日 2026/08/20(木)」「勤務時間 17:00-19:00」、日をまたぐ当直は「2026/08/20(木) - 2026/08/21(金)」「勤務時間 18:00-09:00」と表示されます。
定期側は曜日です。医師バイトドットコムは曜日に加えて「週」(毎週/隔週/第1〜第5週)まで指定でき、スポット側には「週」の絞り込みがなく、定期側には「一回10万円以上」の給与条件がないという形で条件そのものが作り分けられています。曜日で絞り込める14社と、曜日×勤務区分のマス目を持つ4社は曜日で定期非常勤を探す記事に数えました。
Dr.アルなびは定期の曜日別件数を公開しており、2026年8月20日時点でこうなっていました。日勤(終日)は月1,848/火1,799/水1,747/木1,737/金1,883/土1,039/日559。当直は月241/火201/水212/木214/金241/土196/日262、日当直は月30/火24/水38/木31/金49/土255/日225。日勤は平日に集中していますが、日当直だけは土曜255件・日曜225件で、平日でもっとも多い金曜の49件を大きく上回ります。
求人数を数字で出しているのは20社。内訳の合計がトップの表示と合うのは3社だけ
24社のうち、求人数を数字で出しているのは20社です。出していない4社はこうなります。エムステージの産業医求職支援サービスとさんぎょうい株式会社は求人検索の機能そのものを持っていません。医師のセカンドキャリアも求人検索を自前で持たず、件数を出している箇所が確認日に見当たりませんでした。JMC 医師転職支援サービスは科目別・地域別の一覧に件数を出しますが(確認日で内科系11,575件、外科系8,476件、北海道1,342件)、サイト全体の公開求人数を出す表示がありません。同社は「JMCに寄せられる求人のうち、8割が非公開求人となっています」とも書いています。
台帳のサイト全体の公開求人数を出しているサービスの一覧は9社です。20社との差の11社は、数字を出していないのではなく、同じ列に置けない数字を出しています。内訳は2通りです。
- m3.com CAREERは他社の求人を集めたプラットフォームで、47,886件の中に41社ぶんが入っています(うち6社はこの台帳の運営会社)。他社と足し引きできる数字になりません。理由は後の節で書きます
- 残り10社は、サイト全体の数字ではなく区分ごとの数字を出しています。「常勤23,257件、非常勤32,258件、スポット5,832件」のように並べている社が多く、先頭の数字だけを取ると常勤だけの件数がサイト全体の数字と同じ列に並びます。
外した11社の数字は、各社ページに公式表記のまま残しています。この一覧が集めているのは「数字を出しているか」ではなく、同じ意味で横に並べられる数字を出しているかです。
その20社のうち、トップの表示と内訳の合計が一致すると台帳に書けたのは3社だけでした。
- 美容医局 — 782件。内訳は常勤495件、非常勤287件で、495+287=782で合います
- ドクターコネクト — 1,504件。内訳は常勤1,167件、非常勤・アルバイト337件で、1,167+337=1,504で合います
- 医師ジョブ — 9,685件。内訳は常勤8,429件、バイト・非常勤1,256件で、8,429+1,256=9,685で合います
美容医局とドクターコネクトはいずれも美容特化で、公開求人数がこの20社の中で最も少ない2社です。ただし、扱う範囲や求人数と数字の合いやすさに関係があるかどうかは、この台帳からは分かりません。合計が一致したもう1社、医師ジョブの9,685件は小さい数字ではありません。合計を出すかどうかは規模だけで決まっているわけではない、ということでもあります。
ドクタービジョンは22,072件と22,059件で13件ずれる
残りの17社では、同じ日に読んだ数字が同じサイトの中で食い違うか、そもそも足し合わせた数字が出ていません。ならさずに全部そのまま記録しました。
ドクタービジョンは、トップに「公開医師求人件数22072件(2026/08/20現在)」。同じ日の常勤の検索結果は14,859件、非常勤の検索結果は7,200件。足すと22,059件で、トップの表示と13件ずれます。
MRTは、同じ日にトップページが「スポットアルバイトの求人[12,302件]」「定期非常勤の求人[11,889件]」、一覧ページが「現在12288件」「現在11890件」。トップと一覧で数字が違います。
m3.com CAREERは数字が4種類あります。トップの「掲載求人数」が47,886件、常勤タブの「条件に該当する求人」が19,426件(再読込では19,451件)、常勤求人一覧ページの見出しが20,854件、非常勤タブが12,182件。
Dr.アルなびは、同じトップページを時間をおいて2回取得したら定期1,311→1,318件、スポット2,247→2,217件と動きました。しかもこのトップの数字はHTMLのクラス名がcount-newでリンク先が新着の一覧、つまり総求人数ではなく新着求人数です。一方で「初めての方へ」には「常時8,500社30,000件」と書かれており、こちらはDr.転職なびを含む「Dr.なび」全体の数字です。
同じ社の中に別の粒度の数字が並ぶのは他社も同じでした。
- 医師バイトドットコム — 「公開数:28,728件」/「業界最大級求人数 27,000件以上」(2025年1月 当社カスタマーサービス調べ)/「求人更新数 月間8,500件以上」の3つ
- 医師転職ドットコム — 「公開数:39,478件」/「業界最大級 44,000件以上」(2025年1月時点)/非公開求人「18,000件以上」
- Dr.転職なび — 検索結果14,247件/新着求人1996件/「常時14,500件以上保有」
- 民間医局 — トップの常勤15,594件に対し、よくある質問の中では「常時10,000件以上の常勤求人を掲載しています」
- e-doctor — サイト上の求人検索は常勤17,347件/定期非常勤3,832件/スポット2,726件ですが、運営会社の会社概要は「求人件数:114,856件」(2026年7月現在)。後者は運営12サイト全体の数字と読めますが、内訳は書かれていません
- マイナビDOCTOR — 常勤23,257件/非常勤32,258件/スポット5,832件で、3つとも「※非公開求人を除く」という但し書きが付き、合計を1つの数字で出す表示はありません。非常勤が常勤より多いのはこの社だけです
- DtoDコンシェルジュ — 常勤2,712件/非常勤1,229件/スポット50件。3つを足した数字を出している表示は公式サイトにありません。トップに出ている「全国9,000件以上にもおよぶ医療機関」「11万人を超える登録ドクター」は求人件数ではなくネットワークの規模です
- 医師キャリ — 常勤15,901件/非常勤7,275件/スポット8,170件。こちらも3つを足した表示はありません
- 日本医師会ドクターバンク — 常勤・非常勤1,819件/スポット109件/産業医4件。3つは別々の検索画面で、合計値を出す表示はありません
- ドクターキャスト — 常勤5,031件/非常勤1,418件/スポット0件。同じ画面の絞り込みパネルには「絞り込みの結果: 44101 件」と出ますが、この44,101件が何を数えた数字かの説明は公式サイトに見当たりませんでした。5,031+1,418+0=6,449件とも合いません
- JMC 医師転職支援サービス — 掲げている数字が「月間で100名を超えるドクター」「全国6,000施設を超える医療機関」「累計で8,000名以上の医師が登録」で、いずれも「※件数は2016年7月時点のデータです」という注記が付いたままです
だからこの台帳では、「24社合計で◯件」という数字を出していません。足せる数字ではないからです。
m3.com CAREERの47,886件には41社の求人が入っていて、うち6社はこの台帳の運営会社と同じ名前
m3.com CAREERは、他社の求人を集めたプラットフォームです。公式サイトも「厳選された全国複数の医師紹介会社が求人を掲載しているため、求人数は業界最多クラス」と書いています。
「m3.com CAREERで求人をご紹介している企業」として2026年8月20日時点で41社が列挙されており、その中にこの台帳の運営会社と同じ名前が6つあります。エムステージ、メディカルリソース、マイナビDOCTOR、エムスリーキャリア、メディウェル、ジョブメドレーエージェント 医師です。つまりm3.com CAREERの47,886件には、台帳に別々のサービスとして載っている会社の求人が重複して含まれます。
41社の一覧には「医師のとも」という名前もあります。MRTの会社概要には、国内グループ会社として株式会社医師のとも(職業紹介、開業・事業承継支援、PR)が挙がっています。
このため台帳では、m3.com CAREERの求人数を他社と同じ列に並べていません。数字を消しているのではなく、同じ列に置いていないだけで、公式表記はm3.com CAREERのページにそのまま残してあります。
非公開求人の量を数字で書いたのは7社。Dr.転職なびは同じサイトで92%と90%以上が併存する
非公開求人の量を数字で書いているのは7社でした。
- Dr.転職なび — よくあるご質問は「転職求人の約92%」、はじめての方向けページは「求人の90%以上」。同じサイトの中で2つの数字が並んでいます
- e-doctor — 「求人の7割が非公開」
- マイナビDOCTOR — 「取り扱っている求人のうち約3割」
- 医師転職ドットコム — 「18,000件以上の匿名・非公開求人」
- ジョブメドレーエージェント 医師 — 「非公開求人10,000件以上」
- ドクターキャスト — 「掲載されていない非公開の医師求人( 39,000件以上 )」。同社が掲げている数字はこの39,000件以上だけで、公開求人数のほうは常勤5,031件・非常勤1,418件・スポット0件です
- JMC 医師転職支援サービス — 「JMCに寄せられる求人のうち、8割が非公開求人となっています」
比率の書き方が「約92%」から「約3割」まで開きます。ただし分母が同じかどうかは公式サイトに書かれていません。Dr.転職なびの92%は「転職求人」の中の比率、マイナビDOCTORの3割は「取り扱っている求人」の中の比率で、そもそも母数の定義が違います。この2つを並べて比べることはできません。
手数料の率や実額を数字で公開しているのは4社。DtoDは平均手数料の実額まで出している
紹介手数料の率、または実額を数字で出しているのは4社でした。どれも医療機関が払う金額の話です。求職医師の側の費用については、4社とも「求職者からは申し受けません」の趣旨を書いています。
民間医局は届出制手数料表を公開しており、「成功報酬 職業紹介が成功した場合における当該求職者の年間賃金の100%」(負担者は求人者)としたうえで、「2023年度医師の手数料率実績は20〜40%」という実績値まで出しています。返戻金制度の段階表もあり、入職1か月以内の退職で報酬の90%、2か月以内75%、3か月以内60%、4か月以内45%、5か月以内20%、6か月以内10%。16拠点それぞれの職業紹介責任者の氏名も公開しています。求職者からは「登録及び職業紹介において、手数料は一切いただいておりません」。
ジョブメドレーエージェント 医師の手数料表は「職業紹介が成功した場合における当該求職者の年間賃金を基準に、35%を標準」。ただしこの社は厚生労働大臣許可番号が自社サイト内で食い違っています。運営会社サイトの「事業許可内容について」は13-ユ-319758、サービス側のQ&Aは13-ユ-080058。どちらが現行かは公式サイトの記述からは判断できないため、台帳には両方記録しました。
DtoDコンシェルジュは、有料職業紹介事業の情報開示ページ(/js-user/)を独立して持ち、率だけでなく実額まで出しています。「求職者の方からは、一切申し受けません。求人者の方からは、就職が決定した場合には、紹介手数料として当該求職者の年間賃金の100.0%を限度とする額を申し受けます」としたうえで、「※ 平均手数料実績(医師) 令和5年度 965,622円」と実績値を掲げています。返戻金制度も段階まで書いており、勤務開始後1か月以内の契約終了で紹介手数料の100%、3か月以内で50%、6か月以内で20%です。返戻金制度を段階表で出しているのは民間医局とDtoDの2社でした。
JMC 医師転職支援サービスは「手数料率は基本的に25%(エリアや難易度等により20〜30%の幅でご相談)でお願いしております」と、上限ではなく実際に請求する率を書いています。上限の100%を掲げる民間医局・DtoDとは書き方が逆です。同社は厚生労働省の委嘱事業「医療・介護・保育分野における適正な有料職業紹介事業者の認定制度」について「医療分野の適正認定事業者として認定を受けています」とも書いています。
4社を並べると、同じ「手数料」でも数字の意味が違います。民間医局とDtoDの100%は届出上の上限、民間医局の20〜40%とJMCの25%は実際の水準、DtoDの965,622円は1件あたりの平均額です。上限と実績と実額は、そのままでは比べられません。
有料職業紹介事業の許可番号を確認できたのは21/24社88%です。確認できなかったのは3社で、理由がそれぞれ違います。m3.com CAREERは会社概要のリンク先が404を返し、ヘルプページにも見当たりませんでした。Doctor's Life Careerは「厚生労働大臣から許可を得て人材紹介事業を行う事業者です」と書くだけで、番号が自サイトに出ていません(同じ法人のもう一つのサイトには13-ユ-311539が出ています)。日本医師会ドクターバンクは「厚生労働省の指定を受けた職業紹介事業です」という表記で、有料職業紹介事業の許可番号にあたる表示がそもそもありません。いずれも「無い」ではなく「そのサイトからは読み取れなかった」という意味です。美容医局は「有料職業紹介事業(13-ユ-302190」と閉じ括弧が欠けたまま掲載されています。
労働者派遣事業の許可番号まで載せているのは9社ですが、2015年の法改正で廃止された旧区分の名称「一般労働者派遣事業」「特定労働者派遣事業」をそのまま掲げているのが5社あります。美容医局、e-doctor、e-hijyokin、さんぎょうい株式会社、医師キャリです。医師キャリの運営会社(株式会社相互美装)は認定欄に「一般労働者派遣許可番号一般:27‐301094」と書いており、沿革の「平成19年 8月 一般労働者派遣業務を開始」という記述もそのまま残っています。美容医局については、旧区分名だけがあって対応する許可番号は載っていません。
医師免許の取得時期を登録フォームで聞くのは14社。e-doctorだけ年月日まで聞く
登録フォームで医師免許の取得時期を聞くのは14社でした。内訳は年まで12社、年月まで1社、年月日まで1社です。年まで聞く12社は美容医局、ドクタービジョン、Dr.アルなび、Dr.転職なび、医師バイトドットコム、民間医局、MRT、エムステージの産業医求職支援サービス、マイナビDOCTOR、ドクターキャスト、医師キャリ、医師ジョブです。JMCは「医師免許取得年月」、e-doctorは「医師免許取得日(年・月・日)」まで聞きます。
聞いているものが免許の取得年ではない社が2つあります。医師のセカンドキャリアは「医師国家試験合格年(西暦)」、Doctor's Life Careerは「医師国家試験合格年月」です。合格と免許の登録は同じ日付ではないので、同じ欄として数えていません。Doctor's Life Careerはさらに医籍登録番号と医籍登録年月日まで聞きます。台帳で医籍登録番号を入力させるのはこの1社だけでした。
そのなかでe-doctorだけが「医師免許取得日」を年・月・日まで聞きます。他社は年だけです。選択できる年の範囲も各社で違い、Dr.アルなびは1940年から2026年、エムステージの産業医求職支援サービスは1950年から2026年です。民間医局は「※生年月日より予測される最短の取得年から表示されております」という注記付きで、さらに大学名(医学部)まで必須にしています。
MRTは出身大学と勤務先名の両方が必須で、これは台帳で確認した中でMRTだけでした。勤務先名の欄には「※勤務先がない場合は「なし」とご記入ください」という注記があります。さらにMRTは会員登録とは別に、書類提出を伴う本登録があります。
逆の端がドクターコネクトです。生年月日・性別・医師免許取得年・専門医資格を聞く欄がなく、台帳で確認した中でもっとも入力項目が少ないフォームでした。導線の表記は「カンタン30秒 無料でメール相談」「履歴書作成不要」です。
医師転職ドットコムは免許証を出すと非常勤求人の法人名が実名になる
医師免許の確認を、登録の入口ではなくサービスの機能に組み込んでいる社があります。
医師転職ドットコムは、一部の非常勤求人について「ログイン中かつ医師免許証の提出がお済みの会員」に限り法人名を公開すると書いています。同じ株式会社メディウェルの医師バイトドットコムにも同じ仕組みがあり、ログインして医師免許証を提出すると鍵アイコン付き求人の法人名が「実名公開中」になり、履歴書・身分証・医師免許証の3点提出でさらに対象求人が増えると説明されています。
ドクタービジョンは「なりすまし医師に対する弊社取り組みについて」という項目をトップページに掲げ、「なりすまし医師(無資格医師)に関するメディア報道や厚生労働省より発信された通達を受け、弊社メディカルリソースでは斡旋前に以下の取り組みを実施いたしております」と書いています。
民間医局は会員規約第2条で「民間医局会員とは、医学生及び医師免許を有する者を対象とし」と定め、「会員は、1人につき1つのIDを保有するものとします。1人が複数のIDを保有すること、複数人が1つのIDを共同して保有することはできないものとします」と、同一サービス内での重複登録を禁じています。
m3.com CAREERは入口そのものが会員限定です。「m3.comは医療従事者の方のみご利用頂ける医療従事者専用サイトとなっています」とし、登録時に医療資格を30区分から選ばせ、「医療資格の確認を別途させていただく場合があります」と注記しています。求人の検索と閲覧は未ログインでもできましたが、応募・問い合わせにはログインが必要です。
他社との併用について書いたのは6社。求職者側の不利益に触れたのはドクタービジョンだけ
「他社にも登録していいか」に公式サイトで答えているのは6社でした。残る18社は明示なしか、そのページ自体が見当たりません。
- Dr.転職なび — 「もちろんご利用いただけます。Dr.転職なびで転職をされた方の60%は、他社サービスも並行して利用しています」。注記は「2020年4月〜2021年8月にDr.転職なびを介して転職した医師へのアンケート。2021年11月実施、回答数97。(自社調べ)」
- マイナビDOCTOR — 「他社様にご登録されている方も、マイナビDOCTORのご利用ができます」
- 医師転職ドットコム — 「特に問題はございません」としたうえで「個人情報を多数の会社に出されるよりは信頼できるコンサルタントにお任せいただければと思います」
- ドクターコネクト — 「はい、ご利用いただけます。既に他社様から紹介されている(院内見学も含む)クリニックの求人と重複しないよう、ご案内いたします」
- ドクタービジョン — 「複数ご登録いただいても問題はございません」
- 医師ジョブ — 「もちろん可能です。他の紹介会社をご利用中でも、お申し込みいただけます。詳しくはお申し込み後、担当コンサルタントがお伺いいたしますので、その際に現在の状況などをお教えください」
この6社のうち、求職者側に生じる不利益に触れているのはドクタービジョンだけでした。同社の回答は「また、複数のコンサルティング会社から医療機関への打診がある為、重複すると心象が悪くなるケースもございます」と続きます。他の5社は自社を使ってよい理由か、自社側での重複回避の話です。
紛らわしいのが、他社との併用ではなく「複数の医療機関への並行応募」について答えている社です。ドクターキャストは「複数の医療機関と交渉したり面接したりもできますか?」に「もちろん可能です」と答え、医師キャリも同じ趣旨で「数か所行かれる事をお勧めをしております」と書きますが、どちらも他の紹介会社との併用については書いていません。設問が似ているので、読むときに取り違えないよう分けて数えました。
なお、Dr.転職なびの60%は回答数97のアンケートの結果です。母数が97であることは公式サイトに明記されているので、そのまま記録しました。
LINEの導線は6社、オンライン面談を明記したのは5社、求職者向けの電話番号が見つからないのは2社
連絡手段の設計も分かれます。
LINEの導線があるのは6社。美容医局、ドクタービジョン、Dr.アルなび、ドクターコネクト、民間医局、MRTです。新しく台帳に入った8社には1社もありません。台帳に「LINEでの連絡の記載なし」と書いた社が13社、「LINEの記載は見当たらない」と書いた社が3社(e-hijyokin、エムステージの産業医求職支援サービス、さんぎょうい株式会社)あります。ドクターコネクトはサイト上部に「メール相談」「LINE相談」のボタンを常設し、「LINE公式アカウントでの医師転職相談の場合は、メッセージでのご連絡になりますので、お忙しい方におすすめです」と、電話をかけずにLINEだけで相談を完結させる案内を明示しています。
オンライン面談・WEB面談を明記しているのは5社。Dr.転職なび(「ZoomなどのWEB会議ツールを利用して、オンラインで実施します」と専用ページ)、医師転職ドットコム(WEB面談サービスの専用ページ)、ジョブメドレーエージェント 医師(「電話・メール・対面面談・Web面談のうち、ご希望の方法で実施いたします」)、m3.com CAREER、民間医局(「Zoomによるオンライン面談も承ります」)です。ドクターキャストはSkype相談の専用ページ(/skype/)とメール相談のページを持っており、これは他社と違う形なので別に数えました。
面談そのものの位置づけを書いた社もあります。医師のセカンドキャリアは「面談は必須ではありません」と明記し、必要な場合に電話・メールで希望条件を確認すると書いています。日本医師会ドクターバンクは逆向きで、「見学やオンラインも含め、面談の同行・同席は行っておりません」「ご面談は求職者と求人施設のみで行います。コーディネーターの同行はありません」と、同席しないことのほうを明記しています。JMCと医師キャリは直接会うことを勧める側で、JMCは「出来うる限り直接お会いさせていただくことをお願いしております」、医師キャリは「できるだけ直接お会いしてお話をする機会を頂いております」と書きます。
逆にDr.アルなびは「先生のご都合の良い時間・場所に、専任のコンサルタントが面会に伺います」と対面を前提に書いており、オンライン面談・電話面談で完結できるという記載は確認日時点で見当たりませんでした。ドクタービジョンも訪問が原則で、「※遠方の方やご都合のつかない方は、お電話・メールのみでご対応させていただくこともございます」という書き方です。
求職者向けの電話番号が見当たらないのは2社。MRTとm3.com CAREERです。MRTは求人ごとの問い合わせフォーム・公式アプリ・LINEが中心の作りになっています。
電話番号の扱いで変わっているのがDtoDコンシェルジュです。同社はトップページに「重要なお知らせ 弊社の電話番号について」と「当社または当社役職員の名をかたった『なりすまし営業』にご注意ください」の2件を掲示しています。番号を載せるのではなく、番号についての注意喚起を出しているのはこの社だけでした。
電話番号の出し方も違います。Dr.転職なびはエリア別に8つの番号を公開していますが、近畿エリアと中四国エリアはどちらも0120-148-418で、番号としては7つです。
連絡が来るまでの時間を数字で書いた社と、書いていない社
登録後どのくらいで連絡が来るかを数字で書いている社があります。
- ドクターコネクト — フォームの説明は「フォーム送信後、10分~1営業日以内に電話またはメールにて」、Q&Aは「10分~24時間以内に」。同じサイトの中で表現が2通りあります
- マイナビDOCTOR — 「通常、5営業日以内にはご連絡をせていただきます」(原文ママ)
- Dr.転職なび — 「最短即日でご連絡を差し上げます」
- 医師バイトドットコム — 登録から求人提案まで最短即日、求人提案から内定まで最短7日、「サービスご登録〜採用決定」の目安はおおよそ3週間程度
一方で「その後どのくらいの間隔で連絡が来るか」を書いた社は見つかりませんでした。台帳の連絡欄は、24社のうち14社で「連絡の頻度は明示なし」と記録されています。残る10社(ドクターコネクト、マイナビDOCTOR、および新しく入った8社)については、頻度についての記述が台帳にありません。「書いていない」ことを確認した14社と、こちらが確認していない10社は別ですので、分けて書いておきます。
連絡が来るかどうかの条件を書いた社が1つあります。日本医師会ドクターバンクは「常勤/非常勤でのご希望条件を登録された場合, 担当コーディネーターよりご連絡差し上げます」「産業医/スポットでのご希望条件を登録された場合は、コーディネーターからご連絡いたしませんので、新着求人のお知らせやホームページ検索よりお問い合わせください」と、登録した条件の種類でコーディネーターからの連絡の有無が変わることを明記しています。
マイナビDOCTORは発信元の番号まで明示している点が他社と違います。「「050」から始まる番号 または 0120-700-957」「※上記以外の番号から、当社が求職者様へ発信することはございません」、SMSは「ショートメッセージ(SMS)番号 0005941653」「当社からお送りするSMSは、面談調整・登録確認・重要なご連絡に限られます」。同社は面談についても「実はマイナビDOCTORにご登録された方のうち、実際に面談をするのは、全体の50%未満」と書いています。
マイナビDOCTORは2026年9月15日から通話と面談を原則録音・録画すると告知した
確認日時点で、通話や面談の録音・録画について書いているのは1/24社4%、マイナビDOCTORだけでした。
告知の文面は「利用者様および参画企業様とのお電話での会話内容および面談の内容を原則として録音または録画させていただきます」で、開始日は2026年9月15日。確認日(2026年8月20日)時点ではまだ開始前の告知です。
同社の登録フォームにはもう1点、注意して見る箇所があります。フォーム末尾にオンライン医局「ヒポクラ」(株式会社エクスメディオと株式会社マイナビの共同運営)への同時登録のチェックがあり、初期状態でチェックが入っています。「※ご希望でない場合はチェックを外してください。」という注記が付いています。
診療科の区分は58から0まで開く。MRTは産科と婦人科を分け、法医学を科目に入れている
求人検索で選べる診療科の数を数えると、58から0まで開きました。
| サービス | 科目の区分数 | 施設の区分数 |
|---|---|---|
| Dr.アルなび | 58 | 6 |
| Dr.転職なび | 55 | 12 |
| ドクタービジョン | 53 | 9 |
| 医師バイトドットコム | 53 | 5 |
| 医師転職ドットコム | 53 | 5 |
| Doctor's Life Career | 53 | 0 |
| マイナビDOCTOR | 48 | 10 |
| 日本医師会ドクターバンク | 48 | 0 |
| 医師ジョブ | 46 | 7 |
| 医師キャリ | 45 | 12 |
| e-doctor | 44 | 8 |
| ドクターキャスト | 43 | 9 |
| MRT | 41 | 15 |
| DtoDコンシェルジュ | 41 | 11 |
| JMC 医師転職支援サービス | 40 | 0 |
| ジョブメドレーエージェント 医師 | 39 | 17 |
| e-hijyokin | 33 | 0 |
| 民間医局 | 32 | 5 |
| m3.com CAREER | 31 | 9 |
| ドクターコネクト | 5 | 0 |
| 美容医局 | 2 | 0 |
| 医師のセカンドキャリア | 0 | 0 |
| エムステージの産業医求職支援サービス | 0 | 0 |
| さんぎょうい株式会社 | 0 | 0 |
数だけでなく切り方も違います。
- MRTは産科と婦人科を別の区分にし、さらに法医学を科目に入れています。この2つはMRTだけでした
- e-doctorは皮膚科・眼科・耳鼻咽喉科・産婦人科・泌尿器科を「外科系」のグループに入れています。他社はこれらを「その他」に置きます
- 医師バイトドットコムと医師転職ドットコムはAGA・不妊治療・社医・製薬企業を科目として独立させています
- ドクターコネクトは脱毛とAGAを美容皮膚科から独立させ、美容外科・美容皮膚科・脱毛・AGA・その他の5区分にしています
- ジョブメドレーエージェント 医師は逆に複数の科をまとめて1区分にします。「消化器外科・肛門外科・肝胆膵外科」「乳腺外科・内分泌外科・甲状腺外科」「病理科・病理診断科・臨床検査科」といった具合です
- マイナビDOCTORは基礎医学系とスポーツ整形外科を科目に持ちます
- Dr.アルなびは当直を科目とは別枠で持ち、当直系だけで科目不問/内科/外科/整形外科/脳神経外科/麻酔科/救急科/精神科/小児科/産婦人科/当直系その他の10区分があります
表記も揺れます。耳鼻咽喉科はDr.アルなび・Dr.転職なび・Doctor's Life Careerの3社が「耳鼻いんこう科」、他社は「耳鼻咽喉科」です。
美容外科はほぼどこでも外科と別の区分。ただし1社だけ「形成美容外科」と混ぜている
24社の科目一覧を通して読むと、美容外科と美容皮膚科は、ほとんどの社で保険診療の外科・皮膚科とは別の区分として置かれていました。美容を含む区分の表記は5通りあります。「美容外科」「美容皮膚科」「美容外科・美容皮膚科」(結合表記はジョブメドレーエージェント 医師)に加えて、医師キャリだけが「形成美容外科」と「美容」の2つを使っています。
医師キャリの「形成美容外科」は、保険診療の形成外科と美容を1つの名前にまとめた区分です。同社の科目には素の「形成外科」も別にあるので、形成外科の求人を探すときは2か所を見ることになります。保険診療の科と美容を1つの区分名に混ぜているのは、24社でこの1社だけでした。台帳の外科の一覧では、「形成美容外科」を外科の区分として数えていません。名前に美容が入っているからです(医師キャリは「一般外科」など素の外科の区分を別に持つので、外科の一覧そのものには入ります)。
数えるとこうなります。
- 素の「外科/一般外科」を持つのは19社。外科の一覧はこの19社です
- そのうち16社は、美容外科も別の区分として持っています(結合表記の1社を含む)。持っていない3社は民間医局(美容皮膚科はあるが美容外科の区分がない)、日本医師会ドクターバンクとDoctor's Life Career(どちらも美容外科・美容皮膚科の項目そのものが無い)です
- 素の「皮膚科」を持つのも19社。そのうち13社が美容皮膚科も別に持ちます。持っていない6社はe-hijyokin、m3.com CAREER、DtoDコンシェルジュ(いずれも美容外科の区分だけを持つ)、医師キャリ(「美容」と「形成美容外科」で持つ)、日本医師会ドクターバンク、Doctor's Life Careerです
美容の区分を1つも持たない社が2つあるのは、この台帳では新しい形です。日本医師会ドクターバンクとDoctor's Life Careerの科目一覧には、美容外科も美容皮膚科もありません。
台帳の科目の数え方は、この区別に合わせてあります。「外科」で数えるときに美容外科の区分は数えません。そのため内科・外科・皮膚科・眼科・整形外科・麻酔科・精神科・小児科・産婦人科・泌尿器科・放射線科・耳鼻咽喉科は、12種類とも同じ19社になります。
この19社に美容医局とドクターコネクトは入りません。この2社は素の外科も素の皮膚科も持たず、美容外科と美容皮膚科しか持たないからです(ドクターコネクトはさらに脱毛・AGA・その他の3つ)。美容医局は会社案内に「弊社の医師転職サポートは、一般病院に関しては一切行っておりません」と明記しています。2社が並ぶのは美容領域の一覧の側だけで、そちらは19社です。
施設区分を持たないサービスが9社。産業医専門2社は「産業医の求人がある14社」に入らない
求人検索で施設の種類を絞り込めないサービスが9社あります。美容医局、ドクターコネクト、e-hijyokin、産業医専門の2社に加えて、新しく入った日本医師会ドクターバンク、JMC、Doctor's Life Career、医師のセカンドキャリアの4つです。
このうち日本医師会ドクターバンクとJMCは求人検索そのものは持っています。日本医師会ドクターバンクの絞り込みは勤務形態・勤務地・募集科目・業務内容・勤務曜日・特徴の6つで、施設の区分はありません(個々の求人票には「施設種別」欄があり、ケアミックス/クリニック/一般病院などが表示されます)。JMCはチェックボックス式の検索フォーム自体を持たず、「地域から探す」「科目から探す」のリンクをたどる作りです。
美容専門2社の絞り込みは勤務地・科目・勤務形態(ドクターコネクトはさらに給与・施設名・こだわり条件)だけで、病院やクリニックや企業といった施設の区分そのものがありません。だから「美容の求人を扱うサービス」を施設区分だけで数えると、美容専門の2社が美容の一覧から漏れます。美容領域の一覧が19社になっているのは、施設区分と科目区分の両方を見ているからです。
反対に施設区分が細かいのはジョブメドレーエージェント 医師の17区分で、一般病院・診療所・大学病院・療養型のほかに生命保険会社・保健所・刑務所・発達医療センターまであります。MRTの15区分には調剤薬局・OTC・行政機関・地方自治体・訪問介護・入浴が並び、「ディサービス・通所」は公式サイトの表記のままです。e-doctorの8区分は臨床研修指定病院・後期研修施設という研修の段階で切っている点が他社と違います。
産業医については、求人検索の科目か施設区分に産業医があるのが14社です。ドクタービジョン、Dr.アルなび、Dr.転職なび、e-doctor、医師バイトドットコム、医師転職ドットコム、ジョブメドレーエージェント 医師、m3.com CAREER、ドクターキャスト、DtoDコンシェルジュ、医師キャリ、医師ジョブ、日本医師会ドクターバンク、JMC。日本医師会ドクターバンクは産業医だけの独立した求人検索(/occupational)を持ち、勤務形態を専属産業医/嘱託産業医から選ばせます(専属と嘱託の区分を24社ぶん数えたものは専属産業医と嘱託産業医24社の記録にあります)。DtoDは施設の区分とは別に「職業別」というグループを立てて、産業医と製薬会社の2つを置いています。
ここに産業医専門の2社が入っていません。エムステージの産業医求職支援サービスとさんぎょうい株式会社は求人検索そのものを持たないので、どの区分でも拾えないからです。「産業医の求人を扱うサービス」を求人検索の区分だけで数えると、産業医専門のサービスが必ず落ちます。この2社を数に入れるには、求人検索の選択肢とは別の判定材料が要ります。産業医の一覧が16社なのは、14社にこの2社を足しているからです。
似た形の判断がもう1つあります。ドクターキャストのスポットは、台帳の雇用形態に入れていません。同社にはスポット専用の検索ページ(/spot-jobs/result.html)があり、そこには常勤/非常勤/スポットの3タブが表示されます。しかしトップページと常勤・非常勤の検索ページでは、スポットのタブがHTMLコメントで囲まれていて表示されません(コメントの先頭は「<!-- ▼ 2018.02.15 スポット有」)。スポット検索を条件なしで実行した結果は確認日で0件、登録フォームの「希望勤務形態」にもスポットの選択肢がありません。よくある質問は「非常勤、スポット(単発)、短期で仕事をお探しの方は、非常勤医師として、ぜひ登録をお願いいたします」と答えています。タブのHTMLがあることと、求職者がそれを選べることは別です。台帳はあとのほうで数えました。
産業医特化の2社は、聞く項目も臨床の求人サイトと違います。エムステージの産業医求職支援サービスは産業医資格の有無と産業医経験の有無を必須で聞き、生年月日・性別・住所を聞く欄がありません。さんぎょうい株式会社は逆に、台帳で確認した中でもっとも入力項目が多い登録フォームで、対応可能な言語(英語/中国語/スペイン語/ポルトガル語/ヒンディー語/その他)やアピールポイントまで聞きます。経験の分類も診療科ではなく産業保健の業務単位で、衛生委員会参加/職場巡視/健康診断事後措置/長時間労働者面談/ストレスチェック面談・高ストレス者対応/復職支援/メンタル不調者対応/感染症対策/過重労働対策の制度設計/健康施策企画/海外赴任・出張者対応/有害業務、という並びです。
開業支援を自社で掲げているのは4社。求人側の絞り込み条件だけなのが3社
「開業支援」という言葉は多くのサイトに出てきますが、同じ言葉が別のものを指しています。台帳では5つに分けました。
- そのサービス自身が開業支援を掲げている — 4社。民間医局(会員限定サービスとして「開業・運営・承継支援」)、MRT(会員限定コンテンツと専用サイト。「開業支援のサービスをご希望の方はMRTへの会員登録が必要となります」)、マイナビDOCTOR(「開業医支援サポート」。「ご相談は無料です。実際にご依頼いただく際はコンサルティング料が別途必要となります」と明記し、物件情報の検索機能もある)、DtoDコンシェルジュ
- 運営会社の別サイトにある — 6社。e-doctor、e-hijyokin、医師バイトドットコム、医師転職ドットコム、ジョブメドレーエージェント 医師、エムステージの産業医求職支援サービス
- 求人側の絞り込み条件があるだけ — 3社。Dr.アルなび、Dr.転職なび、ドクターコネクト。これらの検索にある「開業支援あり」は求人先の医療機関の条件であって、そのサービスが開業を支援するという意味ではありません
- 読み物だけ — 1社。美容医局
- 明示なし — 10社。ドクタービジョン、m3.com CAREER、さんぎょうい株式会社、医師のセカンドキャリア、ドクターキャスト、Doctor's Life Career、医師キャリ、医師ジョブ、日本医師会ドクターバンク、JMC
4社目に入ったDtoDコンシェルジュは、他の3社と置き方が違います。トップページの「提供サービス」が「クリニック開業」と「医師求人」の2つで、開業を求人と対等な柱として並べています。開業スタイルとして医療モール開業/継承開業(医院継承)/新規開業(戸建て・テナント)の3つを挙げ、クリニック物件検索・診療圏調査WEB申込み・開業支援事例・医院開業セミナーの各ページを持ちます。会員登録の1問目「希望する情報」でも、「開業」が「常勤」「定期非常勤」「スポット」と同じ並びの選択肢になっています。開業を求人の付随サービスではなく、入口の1つに置いているのはこの社だけでした。
なお、開業支援を自社で掲げているのはこの4社なので、台帳には開業の一覧ページを作っていません。一覧を立てるのは該当が8社に届いてからと決めているためです。
ジョブメドレーエージェント 医師の「医師の開業マニュアル」は12回シリーズで、方針検討/立地選定/物件選定/事業計画(資金調達)/設計/広告宣伝/人材採用/採用面接/労務管理/経営管理/経営分析/医院拡大という構成です。これは読み物で、実サービスは外部サイト側にあります。
「承継」と「開業」は別の言葉です。承継サービスしか持たない社は「運営会社の別サイト」に寄せました。e-doctorは求人検索に「事業継承」タブまで持っていますが、2026年8月20日時点で47都道府県すべてが0件で、実体は関連会社の株式会社リンク医療総合研究所が別サイトで持っています。
給与の書き方は雇用形態で変わる。税込と明記するのはe-hijyokinだけ
求人検索を確認できた社では、常勤は年収の段階で絞り込ませ、非常勤・スポットは時給か1回いくらで表示していました。ただし刻み方が違います。非常勤の側だけを24社ぶん数え直したものは非常勤の報酬の記事にあります。
もっとも細かいのは医師転職ドットコムの8段階(1000/1200/1400/1600/1800/2000/2200/2500万円以上)。ドクタービジョン・マイナビDOCTOR・ジョブメドレーエージェント 医師・m3.com CAREERは6段階(1,000万円台から2,000万円まで)。Dr.転職なびとMRTは段階を持たず、「年収1,800万円以上」という1項目のこだわり条件だけです。民間医局は「希望年収」の絞り込みがあり初期値は「指定なし」です。
こだわり条件そのものの中身は社ごとに大きく違い、同じ機能が別の名前で置かれていることがあります。たとえば時短勤務の条件は5通りの表記に割れます。勤務時間を短くする方向の条件(時短・半日・当直免除・ブランク・託児)だけを抜き出して数え直した記録は時短・当直免除・復職の記事にあります。
変わっているのがドクターコネクトの13段階で、年収・日給・時給を1つの絞り込みの中に並べています。年収が500万〜3500万で6段階、日給が2万円〜10万円以上で5段階、時給が2段階です。
非常勤・スポット側の書き方はこうです。
- e-hijyokin — 「給与 1回当り 67,000円(税込)」「1時間当り 12,500円(税込)」。台帳の24社で求人票の給与に税込と明記しているのはこの社だけでした。交通費も「別途(上限 10,000円)」「別途(3,000円)」と上限額まで求人票に書きます
- MRT — 時給・一回・月額の3通りで絞り込めます。「時給 12,150円 x 2時間」のような表示もあります
- 医師バイトドットコム — 定期は6段階(時給12,000/11,000/10,000円以上、日給10万/9万/8万円以上)、スポットは「一回10万円以上」が加わって7段階
- Dr.アルなび — 「給与1回10万円以上」の絞り込みと「給与順」の並べ替え
- 美容医局 — 非常勤は時給表示で「未経験:時給10000円 美容経験者:時給12000円」(東京都千代田区)、「時給11000~12000円 ・注入のみの経験:11000円 ・注入・糸リフトの経験:12000円 ※交通費込み」(大阪府大阪市)。常勤は「年収2500~5000万円(前職年収考慮)」
利用者の平均年収を出しているサービスは1つもなかった
24社を読んだ範囲で、そのサービスを使った医師の平均年収や年収の上げ幅を公式サイトに出している社は1つもありませんでした。14社については台帳の年収欄に「平均年収・年収アップ額は公式サイトに明示なし」と明記してあります。
「医師の平均年収」を解説するコンテンツを持つ社はあります。ジョブメドレーエージェント 医師の「データで見る医師の平均年収」、マイナビDOCTORの「医師の年収診断」、民間医局の「医師の年収」、医師転職ドットコムの「年収診断シミュレーション」、JMCの「医師の年収診断」です。ただしこれらは医師一般の年収の話で、そのサービスの利用者の実績ではありません。JMCの診断ページには「※医師の年収診断結果は、入力していただいた項目と弊社の転職サポート実績データなどを参考に算出した値です。…また、これらの算出方法についての質問には一切お答えすることができません」という注記が付いています。
対応エリアに「全国」と書いていないのは1社
対応エリアを「全国」と公式サイトに明記しているのは23社です。書いていない1社はジョブメドレーエージェント 医師で、47都道府県すべてを列挙してはいるものの、確認日に「全国」という語で対応範囲を書いた箇所は見当たりませんでした。同社のQ&Aは「日本国内に在住の医師の方であれば、どなたでも本サービスをご利用いただけます」「事業許可に基づき、海外に在住の方はご利用いただけません」と書いています。
「海外」の選択肢を持つのは6社です。うち求人検索の勤務地に海外があるのはe-doctorとm3.com CAREERの2社で、残る4社(美容医局・民間医局・MRT・マイナビDOCTOR)は登録フォームの住所や希望勤務地の欄にあります。
拠点の数は民間医局の16拠点(本社・東京支社と札幌/仙台/さいたま/横浜/高崎/名古屋/金沢/大阪/京都/神戸/広島/高松/福岡/熊本/那覇)が最多で、ドクタービジョンが12支店、マイナビDOCTORは面談会場を全国11か所に持ちます。新しく入った社では医師キャリが5拠点(大阪本社・東京・福岡・名古屋・さいたま)、DtoDコンシェルジュが有料職業紹介事業のページの事業所所在地として札幌・東京・大阪・福岡の4か所を挙げています。JMCは会社概要の2拠点(千代田区・中区)と、よくある質問の「オフィスは東京(千代田区)、名古屋(西区)、福岡(博多区)にあります」が一致しません。さんぎょうい株式会社は東京の1か所だけですが、登録フォームの希望勤務地に「全国(希望なし)」という選択肢を持ちます。
この記事で扱う24社の費用
この記事が扱った手数料は、医療機関が払う金額の話です。
率または実額を数字で公開していたのは4/24社17%(民間医局・ジョブメドレーエージェント 医師・DtoDコンシェルジュ・JMC)で、4社とも求職医師の側については「求職者からは申し受けません」の趣旨を書いています。残る20社について、求職医師の費用の記載は、台帳の各社ページの「費用」欄に公式サイトの記載を1文だけ引いて置いています。読み取れていない社には、読み取れていないと書いています(「無料」という意味ではありません)。
この記事では総額を出しません。確認日は2026年8月20日と21日です。
なお、公開されている4社の数字も、そのままでは比べられません。100%は届出上の上限、20〜40%と25%は実際の水準、965,622円は1件あたりの平均額です。
公式サイトで確認すること
登録する前に、公式サイトで確かめられることを並べます。この記事の記録を信じてくださいという意味ではありません。確認日から先は変わります。
- その求人数が、どこに出ている数字か。 求人数を数字で出しているのは20社ですが、内訳の合計がトップの表示と合うのは3社だけでした。1社の中で13件ずれる例もあります
- 雇用形態の区分が、自分の探し方と合うか。 常勤・非常勤・スポットの3つとも求人検索で選べるのは8/24社33%です。求人検索で選べる区分と、登録フォームで選べる区分がずれる社もあります
- 有料職業紹介事業の許可番号が出ているか。 確認できたのは21/24社88%です。読み取れなかった3社は、理由がそれぞれ違います。「無い」ではなく「そのサイトからは読み取れなかった」という意味です
- 他社との併用について書いてあるか。 書いていたのは6社で、求職者側の不利益に触れたのは1社だけでした
- その記載がいつのものか。 この記事の確認日は2026年8月20日と21日です。公式サイトの記載は予告なく変わります
よくある質問
この記事に順位はありますか
ありません。公式サイトの表記をそのまま記録して並べたもので、良し悪しの順位ではありません。星や満足度も付けていません。
求人数がいちばん多い社はどこですか
この記事では決めていません。求人数を数字で出しているのは20社ですが、内訳の合計がトップの表示と合うのは3社でした。数え方と出す場所が社ごとに違うので、数字の大小をそのまま比べられません。ある社の47,886件には41社ぶんの求人が入っており、うち6社はこの台帳の運営会社と同じ名前です。
医師側にお金はかかりますか
手数料の率や実額を公開している4社は、4社とも「求職者からは申し受けません」の趣旨を書いています。残る20社については、各社ページの「費用」欄をご覧ください。公式サイトの記載を引いていない社は、読み取れていないと書いています。
そのサービスを使った医師の平均年収は分かりますか
24社を読んだ範囲では、1社も出していませんでした。「医師の平均年収」を解説する記事や診断を持つ社は5社ありますが、それは医師一般の年収の話で、その社の利用者の実績ではありません。
この記事の数字の確かめ方
この記事に出てくる社数は、すべて台帳の24社を実際に数えたものです。数え方はこう決めました。
- 雇用形態は「求人検索で選べるか」だけで数えた。登録フォームの選択肢は数えていません。両方を数えると、美容医局のようにスポットが検索に無くフォームにある社で答えが2通り出るからです
- 診療科と施設区分は求人検索の選択肢だけで数えた。登録フォームの「専門科目」は、その医師自身の現在の専門を聞く欄であって扱う求人の科目ではないので入れていません。これを入れると、美容クリニック専門の美容医局が小児科や産婦人科の求人を扱うことになってしまいます
- 求人数は足していない。1社の中で数字が食い違い、m3.com CAREERは他社41社の求人を含むためです
- 確認できなかったものは「無い」と書いていない。e-hijyokinの問い合わせフォームは確認日にHTTP 500を返して開けず、m3.com CAREERの許可番号は404のページの先にありました。これらは「取れなかった」として記録しています
各社のページには、ここに書いた数字の元になった公式サイトの表記そのものが、確認日つきで載せてあります。数字が動いたら台帳のほうを直します。確認日は17社が2026年8月20日、7社が2026年8月21日です(8月21日に確認したのは医師のセカンドキャリア、ドクターキャスト、Doctor's Life Career、DtoDコンシェルジュ、医師キャリ、医師ジョブ、JMCの7社)。
ここで挙げた条件は、台帳の各社ページで確認日つきに記録しています。
掲載24社の台帳を開くこの記事の作り方(読んだ範囲)
答えを先に出すため、この節は後ろに置いています。…この節を開く(186字)
答えを先に出すため、この節は後ろに置いています。
数えられなかったものは数えていません。
この記事は、台帳に載せている24社の公式サイトを2026年8月20日と8月21日に読んで分かったことだけで書いています。どこが1位かは書きません。順位を作るには比べる軸を1本に決める必要があり、その1本を決めるのは読む人の事情だからです。代わりに、軸になりうる項目を全社ぶん数えました。