医局

【医局の辞め方4つのポイント】

4つのポイント

最近は医局員が減少しているらしい。医局に最初から入らない医師も増えているようだ。おっさん循環器内科医の頃はほとんどの医師が自分の大学の医局か他の大学の医局に入るのが普通だった。医局に入らないという選択肢が当時は無かったといってもいいだろう。

しかし今は医師の転職をサポートしてくれる転職エージェントはいっぱいあるし、医師転職情報もインターネットで簡単に調べる事ができる。

医局員が減っていると医局を辞めるのも簡単ではないだろうが、

おっさん循環器内科医の経験から医局の辞め方4つのポイントを挙げておこう。

  • 医局は上手に辞めること。教授への相談や挨拶は周到に。
  • 喧嘩別れで医局を辞めてはいけない。
  • 医局を辞めても関係性はできるだけ継続しておく。
  • 医局を辞めるタイミングを慎重に見極める。

おっさん循環器内科医は医局の辞め方で失敗してその後の転職では苦労した。

若い先生方には医局を辞める場合は喧嘩別れせずに上手に医局を辞めてほしい。

【医局と喧嘩別れして辞めた後はどうなるのか?】

喧嘩別れ

医局を辞めた後のことを話そう。おっさん循環器内科医の場合は、ジャンル分けするならば喧嘩別れに分類されるだろう。こちらは喧嘩をするつもりなど毛頭なかったのだが教授や医局の立場から見ると不義理を働いた無礼者という扱いになるのも当然だろう。

おっさん循環器内科医は教授にあまりちゃんと相談をせずにいきなり医局を辞める事を伝えて医局を辞めてしまった。先に転職を決めていたので事後報告になってしまったのだ。
今振り返ると本当にひどい辞め方をしたもんだ・・・。

これが医師人生の躓きの第一歩だった。教授の機嫌を損ねてしまったのは言うまでもない。もともと教授からの覚えは良くなかったと思うし医局内で変わり者として扱われていたのだが、医局を相談なしに辞めた奴という低評価が固まってしまったのだ。自宅から通える名の通った病院はほとんど医局が人事を握っていた為、外部からはそういった病院では採用されないのだ。失敗の代償は大きかった。医局を辞めてからは遠くの病院を転々とすることになる訳だが、どこへ行っても学会では顔を合わせるし、業者からの情報ですぐにどこで働いているということが医局にも伝わってしまい、島流しの気分を味わう事になったのだ。

【医局を辞めたいと思っている医師の方へ】

おっさん循環器内科医の場合は医局の辞め方が下手過ぎて大失敗したが、上手に医局を辞めている医師も多いはずだ。医局を辞めても教授や同門の医師とうまく付き合いを継続している先生もいるようなので、医局とうまく距離を取る処世術はこれから医局を辞めよう、辞めたいと思っている先生には必要なことだろう。

退局の仕方が医師の将来のキャリアに大きく影響するのだ。

大事なのは退局のタイミングを見極めて、教授に失礼のないようにちゃんと根回しとか相談とかを医局長を通してでもしておくべきだろう。おっさん循環器内科医の場合はそれをしなかった。その失敗が今のキャリアにも影響している。退局はできたもののその後の転職が決して成功したとはいえないのは医局と喧嘩別れをしてしまった事が大きい。
何回も言いたい。辞め方は本当に重要だと。

【医局外転職で成功する方法のまとめ】

まとめ

医局を辞めると基本的には自由に動けるようになる。自分で働く病院を選べる訳だ。

とはいえ医局の影響下にある病院ではまず働けないので、それ以外の病院で医師求人のあるところから探す事になるのだが、仕事をしながらこの作業をするのは現実的ではない。

医師が独力で転職活動をするには限界があるのだ。

やはり医師転職エージェントの力を借りることをおすすめしたい。医師紹介会社の中からこれはと思うところにいくつか登録して、メインの転職エージェントを絞り、そこに転職活動を基本的に任せて、提案してくれる病院の中から絞っていくのがいいだろう。気になる病院があればそこの医師求人の状況を調べてもらって事前に年収や勤務条件などの交渉をしてもらう事もできるので医局を辞めた医師にとっては頼りになる存在だ。

医局の辞め方にはくれぐれも注意して良い退局を。